結局めんどくさくてまた水道水で氷作っちゃう派のこにし(む)つきです。
台風が去ったと思えばまた台風。22号ですって。
もういいよ、という空気を一切読まずにぐいぐいと北上していますね。
台風だろうがげんきに営業しているえむじかですが、こんな日でも自転車用のポンチョを被り、果敢にも通勤通学に自転車を走らせるお客様が多いのも事実。がんばって貸していくぞ!
そういえば今でこそ自転車を好き好んで乗っている自分ですが、昔は自転車に乗れるようになるまでえらく時間がかかっていたことを最近思い出しました。たしか小学4年生くらいまで乗れなかったと思います。これ、たぶんかなり遅いですよね。
同級生が自転車で遠くの公園めがけて走るちょっと後ろを、必死にキックボードで追いかけていた悲しい自分の姿がいまも鮮明に残っています。キックボードがあれば自転車なんか乗れなくたっていいと本気で思っていました。阿呆です。
そして「あれ、もしかしてさすがにそろそろ自転車のれないとやばい?」と気づいたのは小4。猛練習でした。
今さら自転車の練習をしているのが恥ずかしくて、人がいなくなった夜の公園でこっそり練習をしていました。
そして寒くて暗い公園で一人、土のにおいを嗅ぎながら、なんとか乗れるようになって、だけど今まで乗れなかったことに対する恥ずかしさと変なプライドで、乗れるようになった喜びを純粋に噛みしめることができなかったのを覚えています。
今では当たり前に乗っている自転車。
最初はみんな乗れなかったはずなのに、なんだか知らない間に乗れるのが当たり前みたいになっていて、乗れるようになっても誰も「乗れるようになった!」なんて言わずに、しれっと当たり前のフリして乗っている。そう思うと自転車デビューってすこしヘンですね。
僕は上に書いた通り、小4の夜の公園でみんなには内緒でこっそりと自転車デビューしました。
みなさんはどんな風に自転車に乗れるようになりましたか。
コニシムツキ